ブックタイトルライフアップVOL.79

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概要

ライフアップVOL.79

14 | LIFE UP 柳川療育センターは、1万600平方メートルという広大な延床面積の施設に、5つの診療室、目的別の空間に分けられた22 の訓練室、3階からなる入所棟、リハビリ庭園などがあり、年齢、発達に応じた個別療育、グループ療育を行っています。 小児科専門医、小児神経専門医、精神科専門医と看護師、介護福祉士、社会福祉士、保育士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの多職種で連携して、充実のチーム医療・チームケアを実践しています。様々な専門職が介入することで、個々に応じた支援を提供できます。 併設の国際医療福祉大学「神経発達症研究センター」では、神経発達症の原因究明や療育方法の研究開発などを行い、臨床と研究の両面から、神経発達症の方の生活支援とQOL(生活の質)の向上を目指します。 神経発達症のお子さんとご家族を、医療・心理・リハビリテーション・福祉・保育など多職種の立場から支援するため、発達支援センターを設置しています。 「子育てを頑張っているのにうまくいかずに悩んでいるご家族、せっかくの持ち味を発揮できずにもどかしさを感じているお子さんに対して、発達外来、発達通園サービス(未就学児デイサービス)の二つの部門で、専門的な視点から問題解決のお手伝いや提案を行います」(長田陽一発達支援センター長) お子さんについてお困りのこと、心配なことを医師がご家族からうかがい、心理検査など各種評価を参考としたうえで、診断。一人ひとりの特性を踏まえ、具体的な支援方針を提案していきます。 また、定期的に診察を行い、毎日を楽しく過ごせているか、その子らしさを大切にしてもらえているかなど、ご家庭、園・学校でのお子さんの成長を見守っていきます。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士による外来リハビリテーションも行っています。 「神経発達症研究センター」と連携しながら、ペアレントトレーニング、認知行動療法、音楽療法などさまざまな支援も展開していく予定です。 発達の遅れや偏りがあると思われる就学前のお子さんに対して、さまざまな領域の遊びや基本的な生活習慣指導を取り入れ、相談、援助、機能訓練などを行い、発育を促すようサポートします。年齢、発達に応じた個別療育、グループ療育を実施多職種でチーム医療・チームケア国際医療福祉大学の研究機関を併設「発達支援センター」発達通園「あいりす」発達外来発達支援センター長長田 陽一国際医療福祉大学教授北海道大学卒、医学博士前くまもと芦北療育医療センター元国立病院機構帯広病院精神・神経科元北海道大学病院精神科神経科日本小児科学会認定小児科専門医日本精神神経学会認定精神科専門医精神保健指定医入所、在宅支援、外来療育国際医療福祉大学神経発達症研究センター相談支援療育相談短期入所日中一時支援定員/10人重症心身障害児・者通所発達通園専門外来診療外来リハビリテーション重症心身障害児・者入所定員/110人〒832-0813 福岡県柳川市三橋町棚町218-1?0944-73-0039入所(定員110人)、短期入所・日中一時支援(定員10人)●専門外来診療、発達支援センター、外来リハビリテーション 月~土曜日/9:00~17:00(予約制)● 発 達 通 園 「 あ い り す(」定員10名) 月~金曜日/10:00~16:00柳川療育センター