ブックタイトルライフアップVOL.79

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概要

ライフアップVOL.79

LIFE UP | 13 柳川療育センターは、重症心身障害児・者の入所施設であり、短期入所や通所による在宅支援、外来診療、外来リハビリテーションも行っている医療福祉施設です。1998年の創設以来、「人間性に富んだ最善の総合的療育サービスを行う」を理念とし、障害児・者医療を中心とした障害福祉の充実に努めてきました。 しかし、福岡県内の重症心身障害児・者施設の空きベッド数は非常に少なく、医療的ケアを必要とする在宅の重症心身障害児・者数は多いという現実が。そこで大幅な増床を行い、療育機能をさらに充実させようというのが、今回の新築移転の目的です。 「当センターでは、これまでも重症心身障害の方々の入所と在宅支援に全員で心配りをしてまいりましたが、入所児・者の生活と遊びの場が大きくなった新施設では、さらに快適な生活を送っていただいております。脳性麻痺や神経発達症の外来療育やリハビリテーションにも熱心に取り組んできましたが、新施設では花井敏男副施設長に加えて新たに長田陽一発達支援センター長を迎えて発達支援センターを充実させ、専門職スタッフによる早期介入が活発となりました。また、高速道路のインターに近く駐車場も格段と広くなったことで、ご利用者にも便利になったと喜んでいただいております。今後も、この新しい施設で、職員の専門性を伸ばして総合力を高め、よりよい療育と在宅支援を提供したいと思います」(髙嶋幸男施設長)大幅な増床を行い、療育機能をさらに充実化入所、在宅支援を強化発達支援センターも充実新「柳川療育センター」心の通う総合療育サービスで重症心身障害児・者、発達障害児と家族を支える 柳川療育センターが5月1日に新築移転して、半年。延べ床面積が1万平方メートルを超える日本有数の施設となった新センターは、入所定員数も2倍となり、重症心身障害児・者や発達障害児、家族を支える医療・療育の新拠点となっています。副施設長花井 敏男九州大学卒前福岡市立心身障がい福祉センターセンター長元福岡市立こども病院小児神経科部長日本小児科学会認定小児科専門医日本小児神経学会認定小児神経専門医日本てんかん学会認定てんかん専門医・評議員前日本小児神経学会九州地方会代表世話人前福岡発達・障害懇話会代表世話人ほか施設長髙嶋 幸男国際医療福祉大学大学院教授九州大学卒、九州大学大学院修了医学博士前専門学校柳川リハビリテーション学院学院長元国立精神・神経医療研究センター神経研究所長日本小児神経学会名誉会員日本神経病理学会名誉会員日本周産期・新生児医学会功労会員日本新生児成育医学会功労会員ほかカナダ神経病理学会賞受賞●概  要…医療型障害児入所施設、      療養介護●所在地…福岡県柳川市三橋町棚町218-1●建物構造…鉄骨造/地上3階●面  積…敷地面積/17759.37㎡      延床面積/10656.74㎡●診療科目…小児科/小児神経科/内科      整形外科/小児リハビリテーション科      児童精神科沿革 施設概要1997(平成 9 年)1998(平成10年)2000(平成12年)2006(平成18年)2007(平成19年)2016(平成28年)10月/社会福祉法人 高邦福祉会 設立重症心身障害児(者) 通園事業開始10月/日中一時支援事業開始7月/増築 入所55人・短期入所5人10月/柳川療育センター開設入所50人・短期入所4人5月/新「柳川療育センター」開設入所110人・短期入所10人