ライフアップVOL.77

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ライフアップVOL.77

福岡山王病院だより耳鼻咽喉科に常勤医師が着任「音声・嚥下センター」を開設相談ください。どの症状でお困りの方は、一度ごに改善する症例もあります。の中には、外科手術によって劇的行ってまいります。嚥下障害のに対して適切な診断・治療をみや発声など喉頭の様々な症状い当まセすン。ターでは、特に飲み込「嚥下性肺炎」が多くを占めてから肺に雑菌が侵入し発症するが弱まって誤嚥をきたし、気管なっており、これは飲み込みの力は高齢者の死因の中でも上位とえてくるのも事実です。「肺炎」飲み込む力・声を出す力が衰のです。しかし、年齢とともに人間の生活にとって欠かせないもむ」「会話をする」などの行為は、「口からものを食べる・飲み込を行う専門のセンターです。する症状に対して、検査・治療特に声や喉(喉頭・気管)に関咽喉科があつかう疾患の中でもれる、声が出づらいなど、耳鼻ものを飲み込みづらい、声がか「音声・嚥下センター」とは、療を開始いたします。を専門に扱うセンターとして診んに対する治療など、喉頭疾患飲み込み、声門下狭窄や喉頭がンター」を開設。発声や食物ののもと、新たに「音声・嚥下セまた、梅﨑俊郎耳鼻咽喉科部長て常勤医師が着任いたしました。院の耳鼻咽喉科に開院以来初め2014年6月、福岡山王病当院で行う主な検査と治療声を出すときに声帯がふるえている様子を見る検査です。声帯に特殊なストロボを小刻みにあてながらカメラで撮影し、声帯の振動状態を詳しく観察します。喉頭ストロボスコピー声門下狭窄低体重出生による長期挿管や先天性疾患による喉頭・声門の狭窄は、非常に難治性で対応できる病院も多くありません。当センターでは医師の豊富な経験に基づき、気道管理や狭窄そのものの治療に対応いたします。喉頭がん長引く声がれの症状がある場合(特に喫煙者)、すでに喉頭がんを発症していることも少なくありません。重症化して音声を失う前に、適切な治療を行うことが重要です。当センターでは、医師の豊富な治療経験を生かして、音声・嚥下機能に十分配慮したがん治療を行います。ものを飲み込むときの様子を、X線を使って撮影します。ものが喉をスムーズに通っているか、また固いもの・柔らかいもので違いはないかなどを観察します。患者様の症状に応じてどのようなリハビリテーションを行うかを検討し、発声や嚥下の回復をはかります。嚥下造影検査言語聴覚士によるリハビリテーションLIFE UP|15