ライフアップVOL.76

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ライフアップVOL.76

~認知症の症状~「もの忘れ」「判断力・理解力の障害」から「妄想」「徘徊」「不穏(パニック状態)」まで様々です。そんな状態の中…どうすれば、認知症の方と上手なコミュニケーションが取れるのでしょうか?『バリデーション療法』認知症の方とのコミュニケーション方法のひとつです。バリデーションは『経験や感情を認め、共感し、力づける』という意味です。バリデーション療法には14の技法がありますが、分かりやすく皆さんにも実践できる代表的なものを紹介します。1共感姿勢「母を知りませんか?」という言葉には、「知りません」ではなく、「心配ですね。一緒に探しますよ」など、同じ想いを共有していることを示すことで、相手は安心し良好な信頼関係の構築にもつながります。3あいまいな表現を用いる2認知症の方の言葉を事実としてやり取りをする同じく「母を知りませんか?」という言葉に対して、「亡くなられていますよ」ではなく、「買い物か何かに出かけているかもしれませんね。ゆっくり待ちましょう」など、認知症の方の言葉を事実として捉え、その内容に合った会話をすることで、不安が軽減し不穏の改善につながります。会話中に「そこであれをした」など言われることがあります。「そこはどこですか?あれは何ですか?」と聞き返し話を中断するのではなく、「そうでしたか」など、会話を続けることで、訴えの真意を聞くことや不安の解消にもつながります。介護の知識Vol. 2日常生活のさまざまな場面で必要な介護(介助)のポイントと注意点をご紹介します■認知症の方とのコミュニケーション認知症でも、症状や本人を理解し、円滑なコミュニケーションを図ることで、住み慣れた地域でその人らしい生活ができる援助方法について、有明デイサービスセンターの早井主任、向井副主任に伺いました。はやいたいち(右)早井太一主任むかいあゆみ(左)向井亜優美副主任施設概要有明総合ケアセンター住所:柳川市上宮永町277-2TEL:0944-75-6500(代表)・有明デイサービスセンター(通所介護、認知症対応型通所介護)・有明総合ケアセンター(居宅介護支援事業)・やながわ訪問看護ステーション(訪問看護、訪問リハビリテーション)TOP I C Sと述べました。るということを感じ、感謝しています」さんが「周りの人たちに生かされてい最後に入居者を代表して青木キミヱました。人もいて、皆さん熱心に聞き入ってい供の頃の戦争体験を思い出したというに、悲しいできことを体験した人、子読み語りが叙情的なスライド紙芝居クトーン伴奏に合わせた、松井さんのの唱歌や童謡「ふるさと」などのエレ農順子さんによる「麦と兵隊」などの前の誓い」の2話が上演されました。してほしいと、「生かされて」「テレビ次世代に伝えることの大切さを再確認ている高齢者にも体験を思い起こし、命の尊厳」を訴えた紙芝が自身で絵を描いて居権。戦の争尊を重知」、っ「人「手の松井小百合さん(大牟田市在住)悲惨な戦争の体験談をもとに、語り入居者36人が観覧しました。われている「命の紙芝居が開かれ、」クラで、ブの12月社会12日奉(仕木活)動、の大一川環ラとイしオてン行ズ軽費老人ホームおおかわケアハウスおおかわケアハウススライド紙芝居で平和を訴え20|LIFE UP