ライフアップVOL.76 page 14/28
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概要:
ライフアップVOL.76
福岡山王病院だより新設の循環器センターハートリズムセンター2つのセンターで充実の診療体制を!12月18日「第1回ハ―トリズムセンター・循環器センター合同連携協議会」開催福岡山王病院では、昨年12月18日、「第1回ハ―トリズムセンター・循環器センター合同連携協議会」を開催、初めての実施にも関わらず、早良区を中心に多くの医療機関の皆さんにご参加いただきました。同協議会では、循環器センターの横井宏佳センター長が「冠動脈形成術(PCI)と末梢動脈疾患に対する血管内治療(EVT)」、ハートリズムセンターの熊谷浩一郎センター長が「心房細動のカテーテルアブレーション」というテーマで講演を行いました。(写真)講演会終了後は、和やかな雰囲気の中で意見交換会が行われました。がまったくないこともありま栓)が心室から大動脈を通じ意識を失うこともあれば症状ることです。血のかたまり(血の不快感、めまいなどがあり、どみ、血がかたまりやすくなるのが不整脈です。動悸、胸怖いのは心房内の血液がよに異常が起きてリズムが乱れいます。縮します。そうした電気経路です。現在80万人といわれての電気信号が広がり心臓は収して脈がバラバラになる病気発する細胞があり、そこから動と言われ、心房がけいれん房に発電所とも言える電気をで最近増えているのが心房細な電気で動いています。右心縮などがあります。そのなか私たちの心臓は、とても微弱は徐脈、発作性頻拍、期外収長(以下熊谷センター長)熊。谷センター長不整脈に熊谷ハートリズムセンターただけますか。―不整脈について教えていかす―。心房細動とは何でしょうテーテルアブレーション(心筋焼灼術)の第一人者です。動の先端治療に取り組み、これまで約3500例の実績を持つカに「不整脈」についてお話しを伺いました。熊谷先生は、心房細引き続き、今号では、ハートリズムセンター長の熊谷浩一郎先生診療体制に力を入れています。前号の循環器センターのご紹介にハートリズムセンターと併せて、循環器の疾患に対する充実した福岡山王病院では、2013年9月に循環器センターを開設し、灼術)も行われます。当院でテルアブレーション(心筋焼す。根治治療として、カテー抗凝固薬の服用も考えられまげる薬や血をさらさらにするす熊か谷。センター長血圧を下―どのような治療がありま事です。て十分な睡眠をとることも大飲酒はひかえめにし、運動しります。ストレスをためず、で努力できる部分がかなりあのを控えて減量したりと自分えて血圧を下げたり、甘いもす。予防のために、塩分を抑クシンドロームなどがありま心不全、糖尿病、メタボリッになる危険因子には高血圧、熊谷センター長心房細動―原因は何でしょうか。ば脳梗塞につながります。て運ばれ、脳の血管が詰まれ福岡山王病院ハートリズムセンターセンター長くまがいこういちろう熊谷浩一郎国際医療福祉大学大学院教授、福岡大学医学部臨床教授。日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医、日本不整脈学会認定不整脈専門医、日本不整脈学会理事、日本心電学会評議員。医学博士。しょう。を保ち毎日を健康に過ごします。正常な血圧と正常な鼓動雄一郎さんのような方もいまベレスト登頂に成功レーションを受けてした80歳三で浦エ心房細動のカテーテルアブように改良を重ねました。式BOX隔離術」と呼ばれる私も手がけ、その後、「熊谷功した1998年、同じ年に周波で加熱しますが温度は度ほどです。世界で初めて成40の電極で焼く治療法です。高その発生源をカテーテル先端房が震えリズムが乱れるため、肺静脈からの異常信号で心える実績を挙げました。は、4年間で1300例を超LIFE UP|13