ライフアップVOL.76

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概要:
ライフアップVOL.76

みずま高邦会病院だより高邦会グループで唯一、居宅介護支援事業所(みずま総合ケアセンター)とデイケア(みずま通所リハビリテーションセンター)を併設しているみずま高邦会病院は、病院・居宅介護支援・通所事業の連携メリットを生かして、患者さまに行き届いたサービスを提供しています。総合ケアセンターは在宅での日常生活を支援するため、介護保険の適切な利用や介護サービスの相談などを受けています。また、通所リハビリテーションセンターは介護が必要な人に対して、リハビリテーションを通じて身体機能の維持、回復や日常生活の自立支援を行っています。みずま高邦会病院には、主に脳血管や整形外科的な疾患の治療を終えたものの、自宅での生活に不安を持つ人が高木病院などから転院。入院の際、病棟・リハビリスタッフは患者さま・家族がどんな生活を望んでいるのかを確認したうえで、明確な目標のもとに看護・介護・リハビリを提供しています。もちろん、患者さまが目標をクリアできそうにないときは、新たな方向性の提案もしています。居宅介護支援事業所と通所事業所が併設されているからこそ、介護の必要な障害者・高齢者に対する適切な介護計画と、それに従って十分なサービスを調整・管理するケアマネジャー(介護支援専門員)への相談が入院時からスムーズに行えます。「ケアマネジメントのインテーク(初期段階の面接)は長い援助の入り口で重要。入院中や、自宅での生活でも『何が不安なのか?』を把握するところからケアマネジメントは始まります」と話す総合ケアセンターの山口秀子ケアマネジャー。入院中に常時患者さまと面談できるので、退院時に意向やその方向に動き出すインテーク段階で関わることができるのが、大きなメリットですも。う一つの利点は、居宅介護支援事業所と通所リハビリテーションセンターの連携です。ドア一つ隔ててフロアがつながっているので、ケアマネジャーは利用者の体調変化などへの対応をタイムリーにできます。ケアマネジメントの過程でも病院内の医師をはじめ、高齢者対応の専門職員がそろっているので、カルテや伝達事項からは得られない細かな情報が的確に伝わり、ケアマネジャー自身が解決策を医師や専門職員に相談できるため、適切なケアプラン作成に生かされています。また、患者さま、ご家族にとっても、自宅生活への復帰や介護保険手続きについて、早い段階でケアマネジャーに相談でき、みずま通所リハビリテーションセンターでの日常生活上の支援、生活機能向上のための訓練や口腔機能向上サービスなど、入院中にいつでも見学ができます。病院と通所リハビリテーションが連携しているからこそ、体調面のサポートや医療的な観察・処置などが必要な方も安心してサービスが受けられます。病院・居宅介護支援・通所事業の連携サービスコメディカルの情報伝達も患者さまを挟んでスムーズに!みずま総合ケアセンタースタッフみずま通所リハビリセンタースタッフ12|LIFE UP