ライフアップVOL.75 page 6/28

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ライフアップVOL.75

高邦会NEWS９16「TAKE! ABI 2013in福岡」開催！検査・講演ともに多数の来場９月16日（月・祝）の敬老の日にちなみ、福岡山王病院にて「TAKE! ABI 2013in福岡」を開催（共催：一般社団法人日本心・血管病予防会）しました。上肢と下肢の血圧を５分程度の検査で測定したABI（足関節上肢血圧比）値によって、動脈硬化の程度を判定し、その後、医師の面談を行うというもの。約200名の参加者が測定を行いました。会場では、横井宏佳循環器センター長など３名の医師の講演のほか、軽いストレッチなどの運動指導も行われ、参加者たちは積極的に身体を動かしていました。「生活習慣病の予防と治療～脳梗塞・心筋梗塞をどうやって予防するの？どんな治療方法があるの～」講師福岡山王病院福泉寛循環器内科部長日本内科学会認定医日本循環器学会認定循環器専門医前福岡赤十字病院循環器内科部長動脈硬化は、別名サイレントキラー（静かな殺し屋）と言われ、その症状は徐々に進行し、ある日突然命を奪われる恐ろしい病気につながることもあります。急性心筋梗塞はその代表で、胸が痛い、苦しいなどの症状が出たらとにかく、救急車を呼んで早く病院に行ってください。早い時間のPCI（冠動脈形成術）が命を救います。脳梗塞も同様で、片方の手足に力が入らない、話ができなくなる、片方の目が見えなくなるなどの症状が出たら一刻も早く病院へ。血栓を溶かす治療（t-PA）で、命を取り留め、また麻痺の残る可能性も少なくなります。動脈硬化が引き起こす病気の予防には、禁煙、食事、運動の３つが大切です。食事は（1）腹八分（2）塩分控え目（3）脂っこいものは避ける（4）肉より魚を食べる（特にEPA、DHAが多く含まれている青魚）（5）加工食品をとりすぎないことが大事です。運動はニコニコペースで１日30分程度歩くこと、スロージョギングも有効です。そして、早期発見のために年1回の健康診断、あるいは人間ドックでの検査もお勧めします。（９月16日、市民公開講座より抜粋。於：福岡山王病院）福岡山王病院循環器センターについて当院の循環器センターは、医師6名を擁し、24時間、365日対応できる循環器救急医療体制を整えています。また、全室個室という療養環境を利用して冠動脈疾患（狭心症・心筋梗塞）、不整脈、高血圧、心臓弁膜症、そして心不全などの患者さま一人ひとりに「カテーテル治療」「薬物療法」「生活習慣改善」を中心として、全身の血管を全体的に治療いたします。どう胸痛、胸の違和感、動き悸、息切れといった心臓関連の症状や、動脈硬化による足の疲れやすさ、痛みについて、また症状が無くても健康診断で高血圧、心電図異常などを指摘された場合もご相談ください。心臓リハビリテーションなどの理学療法も行います。セカンドオピニオン目的の受診も歓迎いたします。福岡山王病院循環器センター診療のご案内月火水木金土午前午後午前午後午前午後午前午後午前午後午前午後専門分野横井宏佳（循環器センター長）●●●●●循環器全般・心臓カテーテル・末梢血管福泉寛（循環器内科部長）●再診●再診循環器全般・心臓カテーテル井口孝介（カテーテル室長）再診再診●再診予約再診循環器全般・心臓カテーテル井上敬測●再診予約再診循環器全般・心不全戸高浩司（非常勤）●再診循環器全般・心不全今泉勉（国際医療福祉大学教授）治療抵抗性高血圧外来失神外来【●：初診・再診】【ご予約・変更・キャンセル】TEL 092-832-1226【受付時間：月～土曜9:00～17:00】循環器全般LIFE UP｜5