ライフアップVOL.75

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ライフアップVOL.75

看護の日近代看護の基礎を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなんで制定された、5月12日の「看護の日」。高邦会グループの各病院では、これに伴い、看護の仕事について理解を深めるイベントや看護体験など多彩な行事が開催されました。高木病院柳川リハビリテーション病院5月23日(木)、大川・柳川・久留米地区の5校より19名の高校生が参加し、ふれあい看護体験が実施されました。患者さまの搬送や手浴、足浴、食事の配膳などを担当の看護師の指導を受け体験。午後からは、放射線室やリハビリ室等を見学し、看護師と他職種の連携を学びました。高校生たちは初めての体験で、開始当初は緊張した様子でしたが、積極的な質問が飛び交うなど真剣な様子が伺えました。実際に患者さまと接して笑顔に触れ、「ありがとう」という言葉に感激している様子でした。「ふれあい看護体験を通して、将来の目標が明確になり、今後の学生生活を有意義に過ごそうという意気込みが感じられた」と先輩看護師も、将来の後輩に期待を寄せていました。5月17日(金)に看護の日を記念したイベントが1階エントランスで行われました。作品展示コーナーでは、新人看護師の「看護の心をみんなの心に」をテーマに心あたたまる看護のワンシーンの写真展示や、毎年この日を楽しみに作品の制作に取り組まれている患者さまやそのご家族、スタッフの作品が並び、いずれも力作ぞろいと評判。スタッフとともに来場した車いすの患者さまが、作品を前に笑顔で語り合う光景も見られました。健康相談コーナーでは、栄養課自慢のほうれん草のムースが大好評。会場ではカーネーションがプレゼントされ、会場へ足を運べなかった患者さまにも花が届けられるなど、短い時間でしたが、多くの人々とのふれあいを通して、共に支え合う看護の心を伝えることができたようです。福岡山王病院地元の高校生に看護の仕事を体験してもらう「ふれあい看護体験」が5月30日(木)に実施されました。今年は20名が参加し、白衣に着替え、当院看護師の指導のもと血圧測定や患者さまの介助などさまざまな業務を体験。看護の仕事について具体的なイメージをつかめた様子でした。終了後、看護部長より全員に修了証が手渡されました。この経験を将来の進路決定に生かしてもらいたいと思います。POINT1介助する人が立った状態だと威圧感を与えてしまいます。また飲み込みの確認ができないので、横に座り食べる人と同じ目の高さで介助を行いましょう。POINT2食べる人と同じ目の高さで介助する介助する人のペースで食事を運ぶと、ムセてしまいます。きちんと噛んで飲み込んだことを確認してから次の食事を運びましょう。POINT4食べる人にスピードを合わせて声をかけながら食事を口に運ぶ時は「ご飯ですよ」「次は煮物ですよ」と声をかけると、相手も自分が次に食べるものが分かるので安心して食事ができます。POINT3米飯、おかず、汁物など、様々な栄養を取るためにも摂取する順番やバランスの良い食事を心掛けましょう。POINT5食べる順番はバランスよく最後にお茶を飲んでもらいましょう口の中の残りかすを流し込むことにより、口の中の清潔を保つことができます。また、残りかすによるムセを防ぐことができます。介護の知識Vol.1日常生活のさまざまな場面で必要な介護(介助)のポイントと注意点をご紹介します■食事の介助基本的には本人自身でなるべく食事をしていただくよう勧め、身体能力や体調などに配慮しながら介助を行ってください。グループホーム大川・3F管理者介護福祉士江中義之さん(右)グループホーム大川・4F管理者介護福祉士小柳裕紀さん(左)施設概要認知症対応型共同生活介護グループホーム大川住所:福岡県大川市榎津160-1(ケアサポートハウス大川)TEL:0944-89-5661個室:18室他、相談室、居室、食堂、浴室、洗濯室、家族宿泊室など18|LIFE UP